年上の知人との会話の中で、
「中国には日本とは比べ物にならない混沌があり、ちょうど高度成長期の日本を彷彿とさせる。
大変な脅威だ。」
という旨があった。
「混沌を秩序に変える」という人の業が求められている。
つまり、混沌がモチベーション。必要は発明の母。
その混沌(~ モチベーション)が、図らずも数の力で維持されていくのではなかろうか、
と、感じた。(旨い肴で日本酒を酌み交わしながら。いつもご馳走様です。)
般若心経に、
私はこれを以下のような図式で理解している。
物事は放っておくと秩序から混沌へと向かう。それが神仏の所業。
物事の仕組みをシって、これを逆行させる。それが人の所業。
あるいは、人は、混沌から秩序へと逆行させる事によって、
物事の仕組みをシるとも言える。
そして、この色即是空構造が、すなわち、人の世界、あるいは生命界である。
その世界は、万物が流転する事で成り立っている。
自分の一生のうちに関われる周期の(小乗な)サイクルと、
それより大きい周期の(大乗な)サイクルがある。
さて、前置きはこのくらいにして。
この色即是空構造を、特定のシステムに導入すれば、そこに一つの「世界」が出来ると思う。
例えば、インターネットのリソースを、
ディレクトリ(カテゴリ)に分類し、
キーワードで検索できるようにする
というシステムがある。
「書籍」という形態における語彙になぞらえると、
カテゴリ = 目次
キーワード = 索引
かなぁと思う。誰かの視点で完成された秩序である。
このシステムに色即是空構造を導入する試みが、
ソーシャルタギング(~ フォークソノミー)だと認識している。
つまり、不特定大多数のユーザによって、神仏の業を擬似的に再現し、
混沌(~ モチベーション)を導入するものであると。
ただし、当然、破綻しないように設計する必要があるわけで。
色即是空構造の模式図を念頭に、
実社会にある、様々な世界の設計を眺めながら、
こんなふうに回るようにするには、どんな実装があり得るのかと、
考えてみようと、改めて思う。来年のテーマかな。
「中国には日本とは比べ物にならない混沌があり、ちょうど高度成長期の日本を彷彿とさせる。
大変な脅威だ。」
という旨があった。
「混沌を秩序に変える」という人の業が求められている。
つまり、混沌がモチベーション。必要は発明の母。
その混沌(~ モチベーション)が、図らずも数の力で維持されていくのではなかろうか、
と、感じた。(旨い肴で日本酒を酌み交わしながら。いつもご馳走様です。)
般若心経に、
色不異空、空不異色、色即是空、空即是色。とある。
受・想・行・識、亦復如是。
私はこれを以下のような図式で理解している。
物事は放っておくと秩序から混沌へと向かう。それが神仏の所業。
物事の仕組みをシって、これを逆行させる。それが人の所業。
あるいは、人は、混沌から秩序へと逆行させる事によって、
物事の仕組みをシるとも言える。
そして、この色即是空構造が、すなわち、人の世界、あるいは生命界である。
その世界は、万物が流転する事で成り立っている。
自分の一生のうちに関われる周期の(小乗な)サイクルと、
それより大きい周期の(大乗な)サイクルがある。
さて、前置きはこのくらいにして。
この色即是空構造を、特定のシステムに導入すれば、そこに一つの「世界」が出来ると思う。
例えば、インターネットのリソースを、
ディレクトリ(カテゴリ)に分類し、
キーワードで検索できるようにする
というシステムがある。
「書籍」という形態における語彙になぞらえると、
カテゴリ = 目次
キーワード = 索引
かなぁと思う。誰かの視点で完成された秩序である。
このシステムに色即是空構造を導入する試みが、
ソーシャルタギング(~ フォークソノミー)だと認識している。
つまり、不特定大多数のユーザによって、神仏の業を擬似的に再現し、
混沌(~ モチベーション)を導入するものであると。
ただし、当然、破綻しないように設計する必要があるわけで。
色即是空構造の模式図を念頭に、
実社会にある、様々な世界の設計を眺めながら、
こんなふうに回るようにするには、どんな実装があり得るのかと、
考えてみようと、改めて思う。来年のテーマかな。